Azu's kitchen

北海道の山行記録・採取記録・保存食

イカの塩辛

夏なので北海道ではイカの水揚げが多い様子。
スルメイカで塩辛作り。ねっとりした塩辛を目指す。

 

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材料

スルメイカ (イカのワタ:身=3匹分:2匹分)

塩 適当

砂糖 少々

日本酒 少々

醤油 少々

 

 

作り方

イカのワタと身を分ける。
今回はイカの皮も剥いた。イカは小ぶりの安いやつを使った。

 

イカのワタの処理

A:ワタに砂糖を少々振ってから、塩を多めにまぶしてざるに並べて冷蔵庫の中で2日乾燥させる。

B:日本酒で乾燥させたワタの表面についている塩を落とすように洗う。

C:ワタを膜から取り除いて、すり鉢ですりつぶし、より滑らかにする。醤油をほんの少し加えると風味が良くなる。

 

イカの身の処理

D:身の水分を良くふき取り、冷凍庫で1晩凍らせてから、解凍させる。

E:解凍させたら身に飾り包丁を入れ、より柔らかくワタと良く絡むようにする。

F:塩を軽く振って、良く乾かす。今回は24時間ほど。

G:乾いたら、イカの身を細めに切って、イカのゲソと合わせて食感が単調にならないようにする。

 

➁CのワタとGの身を良く混ぜ合わせ、砂糖を一つまみ入れて好みの甘さにする。
1日以上寝かせて乾燥させたイカの身がワタの水分を吸わせ、出来上がり。

 

 

イカのワタの処理

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1日目

 

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2日目

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日本酒洗い

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ワタつぶし
包丁で切れ目を入れて、スプーンんでこそげ取ると簡単に分離で来た。

 

イカの身の処理

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切れ目入れる

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干し

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暑すぎて夜だけしか乾かせなかった

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このくらい干した

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なるべく細く切った

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完成

 

 

 

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完成から3日目

 

メモ

とてもおいしい!!!

 

ねっとりとした甘みの強いイカの塩辛を作るべく、一度冷凍させよく乾燥させた。
なるべく余計なものを入れないように作ったレシピで塩分も控えめ。

 

出来あがり直後は苦みが強かったが、3日目くらいでいい感じになった。

 

小さくてそれほど鮮度が無いイカの皮をむくのが、かなりめんどくさいのでつけたままでも良いかも。小さいから固くならない気がする。

 

イカをさばいた日の最高気温が江丹別で38℃を超える、とっても暑い日だった。
籠で干したかったが、危なそうなので大半を冷蔵庫で乾燥させた。